今の家ってこんなに高断熱高気密

断熱に関わる省エネルギー基準ができたのは1980年代のこと。その後1999年に今の基準が定められました。住まいの断熱性は、外気に触れる床、壁、天井(屋根)に断熱材を隙間なく入れること、窓・玄関ドアなどの開口部を断熱仕様にすることで確保されます。断熱をすることで、冬場は冷たい空気の影響を受けにくく、夏場は冷気を逃がしにくくなっています。また、家の中の温度を均一にするため、ヒートショックの防止にもつながります。
断熱材で家をすっぽり包みこみ、さらには窓・ドアなどの開口部もしっかりと断熱仕様に。通常エネルギーロスの少ない家は、間取りや空間構成に制約が生じがちですが、日本中央住販では吹き抜け&リビング階段が標準。高い断熱基準で、家族のコミュニケーションもしっかり確保します。
1.断熱・遮熱 吹付硬質ウレタンフォームと遮熱シート

屋根・壁の建物全体を吹付硬質ウレタンフォームで丸ごと断熱します。さらに、屋根や壁に遮熱シートを施すことで、輻射熱(赤外線)を反射。建物への熱の侵入を大幅にカットし、ダブルの効果で外気の影響を受けにくい家を実現します。

2.窓の断熱 アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ

日本の住宅の窓枠の大半に使われているメジャーな素材「アルミサッシ」。この見慣れたサッシも進化中。日本中央住販で使用するアルミ樹脂複合サッシは、外側がアルミニウム、内側が樹脂でできていて、部屋の断熱性や防音性に優れています。より断熱性に優れた樹脂サッシ(内側も外側も樹脂)を選ぶこともできます。

3.窓ガラスの断熱 Low-E複層ガラス

特殊金属膜をコーティングしたペアガラスのことをLow-E複層ガラスといいます。夏の強い日差しはカットして、冬は暖かい、高い断熱性を誇ります。複層ガラスの中空層にアルゴンガスが入ったタイプを選べば、さらに断熱性アップ。


家が高断熱・高気密になるにつれ、シックハウス対策が必要とされるようになりました。建築基準法により設置が義務付けられ、2003年以降に建てられた日本の新築の住宅には必ず24時間換気システムが設置されています。その結果、カビ・ダニの発生の原因となる結露を抑えるメリットも生まれました。さらには、日本中央住販では、熱交換換気システムを採用した仕様もご用意。屋外に排出する汚れた空気から熱を回収し、新鮮な空気を室温に近づけてから吸気するため、冷暖房費を大幅に削減することができます。