
地震に強いとされるプランは、家全体の平面が正方形に近く、耐力壁がバランスよく入っていること。極端に細長かったり、変形した家は構造が弱くなる可能性があるので注意が必要です。


床・壁・屋根が一体となった構造は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震の力が一部分に集中することがないため、倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。
2インチ(38㎜)×4インチ(89㎜)の規格化された木材で構成されることから名付けられました。枠組壁工法ともいい、アメリカやカナダでは一般的な工法。現在では、世界各国に普及しています
壁内部の石こうボードが防火性能を高めています。万が一、火が石こうボードを通過した場合でも、一定間隔で組まれたファイヤーストップ材が火の通り道をふさぎ、被害を最小限にとどめます。
ハリケーンの多い北米で開発されたため強風対策に関してはトップレベル。緊結金物としてハリケーンタイが使用されています。屋根の垂木と構造壁をがっちり連結することで、屋根が吹き飛ばされにくくなっています。
2インチ(38㎜)×6インチ(140㎜)の部材を使用。外壁厚がツーバイフォーよりも1.5倍厚く、壁の曲げ応力に対する強さは約2.5倍の強度を誇ります。断熱材もより厚く、快適さを追求した仕様です。