きれいな街並みをつくればきれいに住んでくれる。それが嬉しくて、また頑張ろうと思う。そこにしあわせの循環が生まれると思うんです。

志は大きく、とつけた社名が「日本中央住販」。

ハートフルビレッジ構想を打ち出し、安全でエコな街づくりに取組む代表取締役・谷手善紀は、「住むための土地と住まいという建物を別々の業者が売ることは、決してお客様のためにならない」という信念をもっている。

少年時代、"夢の未来都市"を空想するのが大好きだったと語る谷手が、大人になったいま、追求し続ける理想の街とは─

街づくりのこと

しあわせに住んでもらうために重要なランドプラン

ハートフルビレッジと言うのはね、文字通り心が満たされている、潤っている街。だから痩せていないんですよ、街がね。よそのお子さんでも声をかけるし、住人同士がお互いに気遣って、気持ちのいい街にしていこうという思いが満ちている。

そんな街なら誰でも住みたいと思いますよね。ハートフルビレッジはそういう街にしていきたいと思っているんです。

私達が分譲に力を入れている理由は、既存の土地に家を建てるのとは違い、ランドプランのところから手がけると、"幸せに住んでもらうための計画"を白紙の状態から始められるから。

例を挙げると、たとえば不動産的価値から言うと、道路をどこからでも通り抜けられるように碁盤の目のようにして、広くするという考え方になります。でも、子育て世代にはそれは危険です。家の前で子供を遊ばせることができない。不審者だって入り放題です。

そこで、ハートフルビレッジでは入口を1つか2つに絞って、あえて行き止まりになるように住宅地をつくっています。ふだん入ってこない車があるとみんなが見ますし、巾着のように閉じた空間をつくることで、中の住民同士のコミュニケーションが生まれやすくなるという利点もあるからです。

土地と家をなぜ別々に売るの?

私はもともと不動産会社で営業マンをしていました。その時にすごく変だと思っていたのが、土地は不動産業者が売っているのに、家は工務店等の建築業者が建てているということでした。つまり生活環境と住空間を別々の業者が提供しているということなんです。

私には不動産業者の自負がありますから思うのですが、どんなに心の通う家を建てても、生活環境が希望に適うものでなかったら、お客様は幸せになれないのではないでしょうか。それに別々の業者が関わることで抜け落ちる部分があるんですね。

その一例が付帯工事です。敷地の中に家を建てるというのは当たり前のことですが、そこから道路まで配管をしなくてはいけませんよね。配管設備がされていなければ住むことができません。ところが不動産業者は土地を売るだけですから、配管工事まで責任は負いません。また、建築業者は家を建てるのが仕事ですから、これもまた責任を負わない。そうすると配管部分は付帯工事ということになって、そのための数百万円はお客様の負担ということになります。誰が悪いわけでもない。けれどお客様はその分の予算を見なければならないということになるのです。

私が分譲にこだわるのは、そういう「こんなはずじゃなかった」という思いをお客様にさせなくて済むからということもあります。最初から最後までやってこの金額というのがきちんと想定できますから。

家づくりのこと

我が社の営業マンは「暮らしの情報」集めのエキスパート

分譲地を売るまでに営業マンが必ずしていること、それは近隣の情報を徹底的に把握するということです。その際には必ず自分の足で歩けと言っています。

通学路ひとつとっても、途中に坂道はないか、交差点は歩道橋なのか横断歩道なのか、暗い場所や危険な場所はないかなど、確かめることはたくさんあります。

ショッピングセンターまで徒歩何分というだけの情報よりも、物価がどれくらいとか、評判のいいお店がありますとか知りたいじゃないですか。病院にしても休日や夜間も診てくれるのはどこ、小児科で評判のいいのはどことかね。

あと風向きによって工場から匂いが流れてくるとか、平日と休日の騒音の違いなどの情報も集めます。住んでみないとわからない情報を、どこまで提供することができるかが非常に大切。ここをしっかりやっておかないと、やはり「こんなはずじゃなかった」と思わせてしまうことにつながるんですよ。そうするとお客様はしあわせになれないし、私達の目標である"住む人がしあわせになる"も達成されないことになってしまう。

家族のしあわせを考えた間取り

家づくりでこだわっているのは、必ずリビングに吹き抜けをつくること、リビング階段にすること、キッチンをリビングと一体化して家族参加型のものにすることです。それらは、家の中のどこにいても家族のぬくもりを感じていられるように、という考えのもとに生まれてきたプランです。

よく自然素材だとか計画換気だとか樹脂サッシだとか、「物」を売り物にしているところがありますが、私はお客様が本当に欲しいと思っているのは「物」ではなくて、「健康」「やすらぎ」「幸せ」といった目に見えないものだと思いますね。

ハートフルビレッジの家は、高気密高断熱で、太陽光パネルも標準装備していますが、私は別にそれを売り物にする気はなくて、そうすることで温熱環境のよい家で健康に暮らせ、環境にやさしい暮らしができるという充足感の方を重視したいと思っています。

なぜ仕事するの?

空想少年が描いた夢の未来都市

私は子供の頃から、いろいろなことを空想するのが好きでした。中でも繰り返し想像したのが、「遠い星に自分で都市を創って、そこにみんなで住む」という物語です。

街は一つずつ円形のドームで覆われており、それをパイプ状の高速道路がつないでいます。一つのドームに何世帯が住めるようにしようか、1万世帯が住むとしてドームは何個必要かな、一戸当りの面積はどれくらいにしようか・・・子供にしてはかなり厳密な空想をしていましたね。頭の中で掛け算・割り算をするのですが、なかなか辻褄が合わなくて眠れなくなったものです(笑)

でも電気自動車を走らせたり、気温を一定に保てるようにするだとか、結構時代を先取りするようなことも考えていましたよ。子供の想像力というのも侮れないものです。ただ、かなり子供中心の街だったことは否めませんが(笑)。

人を喜ばせられることのしあわせ

そんな子供時代から、自分自身はあまり変わっていないような気がします。人をあっと言わせるのが好き。びっくりした後に喜んでもらえることが好き・・・。幸福感というのは究極、「人に喜んでもらえる」ということに尽きるのではないでしょうか。

非常に優秀な営業マンで、次から次に家を売っても後のことは知らないという人よりも、一度家を建ててもらったお客様に、ずっと「○○さん」と声をかけてもらえる人の方が、はるかに実り多い人生を歩んでいるという気がしますね。

だから、"住むだけでしあわせになる家をつくる"というのは、お客様がしあわせになるだけではなくて、自分達がしあわせになることも含んでいるんです。

しあわせの循環をもっともっと広げていきたいですね。

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